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医院継承の現状



医院継承の現状

厚生労働省のデータによると、開業医の平均年齢は医師全体の平均より12歳も高く、高齢化、後継者難が問題となっています。東京都の調査では開業医の半数が「後継者がいない」と答え、この傾向は大都市部ほど顕著で、多くの診療所が廃院の危機にさらされています。

今迄の医院継承に関する問題点

今までは医師会などを通じて継承医師を探す場合も多かったのですが、成約までに至るケースはそんなに多いとは言えませんでした。その一番の原因は、いきなり当事者同士が交渉するために、お互い遠慮してしまい、なかなか条件的な話になりにくく、いざ契約という段階で問題が露呈される場合が多いことが挙げられるでしょう。また限られた範囲内での継承案件しか募集されないため、実際に継承案件を探している多くの医師の元にその情報が届かないという問題もありました。

病医院の現状と開業の問題

一方、国公立病院の統廃合や民間病院の閉鎖等により、病院は急減しているにもかかわらず、医師の数はどんどん増えているため、勤務医のポジションは減少しつつあります。そのため開業を考える医師は増えていますが、現実には勤務医の新規開業には莫大な費用が伴い、また病医院が飽和状態になりつつある現状では融資も厳しくなってきています。その上、診療所同士の競争も激しくなっており、患者を一から獲得していくのも容易なことではありません。

開業を目指す医師と医院継承を望む医師をつなげる「医院継承システム」

ここ近年は、医業開業コンサルタント会社などで、「医業継承システム」という形で、医院継承を望む開業医師と、新規開業を考えている勤務医を結ぶサービスが確立しつつあります。
「医業継承システム」は、欧米では古くから定着している方式で、双方からの具体的な希望条件などのヒアリングを通 して、お互いにとって最適なパートナーを選んで紹介し、スムーズに継承できるようにサポートしていくシステムです。
これは、双方の医師だけではなく、患者にとっても同じ病医院で継続してより良い医療サービスを受けられるというメリットがあります。

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